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海津大崎の桜並木

海津大崎の「桜並木」

 日本さくらの会の選定する「日本のさくら名所百選」にも選ばれた海津大崎の桜。樹齢60年を越える800本の華麗な「そめい吉野桜」が
琵琶湖岸沿延々4kmにわたり桜のトンネルをつくります。
 海津大崎は、琵琶湖八景「暁霧・海津大崎の岩礁」としても有名で、琵琶湖随一の岩礁と、湖の碧、頂きに雪の残る山々の緑を背景に
600本のそめい吉野桜が爛漫と咲きほこり、その景色の絶妙のコントラストは何度見ても新鮮で美しく、毎年多くの花見客で賑わいます。
 例年見頃は4月15日前後となり、近畿圏では遅咲きの桜名所として有名です。(開花時期にはトピックスで開花情報を提供しています)  当花見船乗船場は、海津大崎の花見船乗船場としては唯一駐車場を有する乗船場です。

規模:樹齢50年、樹高8m、樹幹周囲1m
品種:ソメイヨシノ800本
備考:全国桜の名所・百選、交通規制あり
★桜情報は、マキノテレホンサービス0740-28-1100(3月21日から)

社団法人びわこビジターズビューロー ホームページ 「海津大崎の桜」より転載 >

PICK UP

 義経の隠れ岩

海津大崎の少し手前の湖岸にある高さ1.7m幅2mぐらいの岩。義経が兄の頼朝に追われる身となり奥州平泉に逃れる時、この土地を通りかかったといわれている。義経がこの岩に隠れたかどうかはわからないが、海津付近に上陸し一時身を隠して北国へ逃れていったことは謡曲「安宅」の一節に謡われている。

海津の町並み

海津は西近江路と湖上交通の要衝として栄えた宿場町であり港町です。湖岸には、風や波から家を守るために延々と続く石積みが残されており、独特の風景を形成しています。 この石積みは、江戸時代に、この地の代官の西与一左ェ門(にしよいちざえもん)によって作られた古いもので、まるで城壁を思わせる立派なものです。宿場町、港町として栄えた時代を偲ばせるひなびた風景を形成しています。

清水の桜

大崎並木口から北へ約1kmにある、海津の墓地の中にそびえる一本の老樹。樹種はアズマヒガンザクラ。樹齢300年以上といわれ、水上勉の小説「桜守」の中でも賞賛されています。 加賀藩前田候が上洛の折、何度もこの桜を愛でたことから「見返りの桜」とも呼ばれています。海津大崎のソメイヨシノより少し早く満開を迎えます。
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